釜山の地図を日本語で見る|観光エリア・地下鉄・地図アプリの使い方

こんにちは。韓国へ30回以上渡航している、韓国旅行ガイド.com管理人のANNAです。

初めて釜山へ行くとき、「海雲台と南浦洞は近い?」「甘川文化村は地下鉄で行ける?」「日本語で使える地図アプリはどれ?」と迷いませんか。

釜山は観光地が一か所にまとまっている街ではありません。南浦・チャガルチ・甘川文化村がある側、西面、広安里、海雲台では位置がかなり離れているため、行きたい場所を名前だけで並べるより、最初に地図でエリアの位置関係を見ることが大切です。

私も今回あらためて調べ直してみると、以前よく見かけた「NAVER Mapは韓国語中心」「甘川文化村は地下鉄4号線」といった案内には、現在の公式情報と合わない部分がありました。

この記事では、釜山市の公式観光サイト、NAVER公式、Kakao公式、釜山交通公社などまで戻って確認しながら、旅行前と現地で私ならどう地図を使うかを整理します。

先に結論|釜山の地図は「3つ」を使い分けると分かりやすいです

  • 旅行前:Visit Busan公式の日本語「釜山観光地図」で街全体を見る
  • 現地:日本語設定できるNAVER Mapで現在地・徒歩・公共交通を確認する
  • 地下鉄:釜山交通公社の公式路線図で路線と駅を確認する

Kakao Mapも、公共交通・徒歩など別のルートを確認したいときの候補になります。

私なら1つの地図だけに頼るのではなく、「全体を見る地図」と「現地でナビに使う地図」を分けます。このほうが釜山の距離感をつかみやすく、現地でも迷いにくくなります。

釜山の地図はまず主要エリアの位置関係を見る

釜山旅行で私が最初に確認したいのは、「人気スポットが何位なのか」ではなく、行きたい場所同士が地図上でどれくらい離れているかです。

初めてなら、細かい行政区まで覚える必要はありません。まず次のように主要エリアを分けて考えると、釜山の全体像がかなり分かりやすくなります。

エリア 地図を見るときの目印 代表的な場所
金海国際空港 釜山市街の西側 釜山到着時の空の玄関口
西面 市内移動の中心として見やすい 繁華街・地下鉄1号線と2号線
釜山駅 西面より南側 KTXなど鉄道の主要拠点
南浦・チャガルチ 釜山駅より南側の街歩きエリア 南浦洞・チャガルチ市場・国際市場周辺
甘川文化村 南浦エリアからさらに西側 丘の斜面に広がる文化村
広安里 西面から東側、海沿い 広安里海水浴場・広安大橋
海雲台 さらに東側の代表的な観光エリア 海雲台海水浴場・周辺観光

ANNAならここを最初に見ます

釜山の観光地を検索すると、海雲台、甘川文化村、チャガルチ、広安里など魅力的な場所が一度に出てきます。

でも、人気スポットを上から順番に旅程へ入れてしまうと、釜山の西側と東側を何度も往復することがあります。

私は「行きたい場所を決める→地図で位置を見る→同じ方向をまとめる」という順番で考えます。

釜山の観光地そのものを比較したい方は、地図記事にすべて詰め込まず、韓国の有名な観光地をまとめた記事もあわせて確認してください。

日本語の釜山観光地図はVisit Busan公式で確認できる

「日本語で見られる釜山の地図が欲しい」という方は、まず釜山市の公式観光サイトVisit Busanを確認するのがおすすめです。

Visit Busanの日本語版「観光案内資料」では、現在、「釜山観光地図」など日本語の観光資料が公開されています。

公式情報

Visit Busan「観光案内資料」

日本語を選んで、現在配布されている「釜山観光地図」などを確認できます。

旅行前は、こうした公式地図でまず街全体を眺めてみてください。

スマホのナビ画面は現在地周辺を見るのには便利ですが、画面を拡大した状態では「海雲台と甘川文化村がどれくらい離れているか」のような全体像が見えにくくなります。

逆に公式観光地図は、リアルタイムの徒歩ナビには向きませんが、釜山全体の位置関係をつかむ用途では役立ちます。

旅行前にしておくと便利なこと

  • Visit Busanの観光地図をスマホへ保存する
  • 行きたい場所を西面・南浦・広安里・海雲台などに分ける
  • ホテルの場所も同じ地図上で確認する
  • 現地ナビ用としてNAVER Mapも準備する

注意:PDFなどを保存しておくことと、地図アプリでオフラインナビができることは同じではありません。保存した観光地図は、通信できないときに位置関係を見る「予備」として考えると分かりやすいです。

現地で現在地や目的地までの行き方を確認するなら、私ならNAVER Mapを事前に入れておきます。

以前の韓国旅行情報では「NAVER Mapは韓国語中心で、日本人には使いにくい」と紹介されることもありました。

しかし現在のNAVER公式ヘルプでは、NAVER Mapアプリの言語として韓国語・英語・中国語(簡体字)・日本語が案内されています。

NAVER公式で確認

AndroidではNAVER Mapの設定画面から言語を選択でき、iOSでも端末設定を含めて日本語などへ変更する方法が公式に案内されています。

NAVER Map公式ヘルプ「地図アプリの言語設定」

旅行前に目的地を実際に検索しておく

アプリをインストールするだけで終わらせず、出発前に一度使ってみるのがおすすめです。

たとえば、次の場所を検索してみます。

  • 宿泊するホテル
  • 金海国際空港
  • 釜山駅
  • 西面
  • 南浦・チャガルチ周辺
  • 甘川文化村
  • 広安里
  • 海雲台

ホテルだけでも事前に登録・保存しておくと、到着した日に住所を探し直す手間を減らせます。

ANNAの使い方

私は「アプリが日本語だから大丈夫」と考えるより、出発前に実際のホテル名や行きたい場所を検索して、検索結果が出るかまで確認しておくほうが安心だと思っています。

日本語名で見つかりにくい場所があれば、韓国語名や住所も一緒に保存しておきます。現地でタクシーや施設スタッフへ場所を見せたいときにも使いやすくなります。

Kakao Mapはルートを比較したいときの候補

NAVER Mapだけでなく、Kakao Mapも韓国国内で使われている地図サービスです。

Kakao公式では、自動車・公共交通・徒歩・自転車のルート検索や、公共交通利用時の乗降通知などが案内されています。

ただし、日本人旅行者が「まず1つ入れる」という前提なら、現在は公式に日本語設定が案内されているNAVER Mapのほうが始めやすいと私は考えています。

Kakao Mapは、NAVER Mapで出てきた移動経路に迷ったときや、別のルート候補も確認したいときに使うイメージです。

地図アプリの検索結果は固定ではありません。交通状況、検索時刻、出発地点、徒歩とバスの組み合わせなどによって結果が変わります。「どちらのアプリが絶対に正しい」と決めるのではなく、結果に違和感があれば出発地・目的地・時刻を確認して検索し直してください。

Google Mapsは現在の機能を旅行前に確認する

韓国旅行でGoogle Mapsについて調べると、「韓国では使えない」という古い情報と、「もう普通に使える」という新しい情報の両方が見つかることがあります。

ここは私も今回かなり迷った部分です。

韓国国土交通部は2026年2月27日、一定の安全保障上の条件を前提として、Googleへの1:5,000地図データの国外搬出を許可する決定を発表しました。

ただし、この発表だけを見て「旅行中のGoogle Mapsの全機能がすぐNAVER Mapと同じようになった」と判断するのは早いです。

アプリ側の機能や提供状況は変わる可能性があるため、私はGoogle Mapsだけに一本化せず、旅行直前に現在の機能を確認したうえでNAVER Mapも準備しておきます。

釜山地下鉄の地図は釜山交通公社の公式路線図を見る

釜山市内の移動では、地下鉄を使う場面も多くあります。

路線図を確認するときは、画像検索で出てきた古い地下鉄マップではなく、釜山交通公社の公式路線図を見るのが確実です。

釜山交通公社では、総合路線図のほか、1号線・2号線・3号線・4号線と観光路線図を公開しています。

初めてなら1号線と2号線の位置を先に見る

すべての路線を覚える必要はありません。

初めての釜山旅行なら、まず1号線と2号線がどこを通っているかを見ると位置関係がつかみやすくなります。

路線・交通 旅行者が位置関係を見るときのポイント
地下鉄1号線 西面・釜山駅・南浦・チャガルチ・土城などを確認しやすい
地下鉄2号線 西面から広安里方面、海雲台方面への位置関係を確認しやすい
釜山金海軽電鉄 金海国際空港から市内方面へ移動するときに確認する

甘川文化村は「4号線」と覚えない

ここは旧記事から大きく修正した部分です。

以前の記事では甘川文化村について「地下鉄4号線がアクセスに役立つ」としていましたが、Visit Busanの現在の交通案内を確認すると、その説明は適切ではありません。

Visit Busanでは、たとえば次のようなアクセスが案内されています。

  • 地下鉄1号線・土城駅6番出口からマウルバスへ乗り換える
  • 地下鉄1号線・槐亭駅6番出口からマウルバスへ乗り換える

甘川文化村は地下鉄駅を降りれば目の前、という場所ではありません。

旅行当日は、Visit Busanの現行交通情報とNAVER Mapなどで乗り換えを確認してください。バス路線や交通状況は変わる可能性があります。

交通カードの詳しい比較は別記事で確認する

地下鉄やバスを利用すると、「T-moneyとWOWPASSはどちらを使えばいい?」という疑問も出てきます。

ただし、これは地図とは別の検索意図です。このページでは詳しく広げません。

WOWPASSに付いているT-money機能と一般的なT-moneyの違い、チャージや残高については、WOWPASSとT-moneyの違いを比較した記事でまとめています。

ANNA流|地図を使って釜山旅行で失敗しにくくする方法

地図アプリを入れるだけでは、釜山旅行が自動的に効率よくなるわけではありません。

韓国へ30回以上行くなかで、私なら次の順番で整理します。

1. 行きたい場所を全部書き出す

まず距離を考えず、行きたい場所を出します。

海雲台、広安里、西面、甘川文化村、チャガルチなど、ここでは多くても構いません。

2. 地図でエリアごとに分ける

次に、Visit Busanの観光地図やNAVER Mapを見ながら、大まかに同じ方向の場所をまとめます。

たとえば南浦・チャガルチ周辺を見る日に、反対方向の海雲台まで無理に往復する必要があるのかを一度考えます。

3. 「人気順」ではなく「移動時間」で並べ直す

私が旅行計画で意識しているのは、観光地そのものの滞在時間だけでなく移動時間です。

観光スポットをたくさん入れても、地下鉄やバスに乗っている時間が長くなれば、実際に楽しめる時間は減ります。

ANNAの判断軸

「人気スポットだから全部行く」より、同じ方向にある場所をまとめて、移動で疲れすぎないかを見ます。

特に釜山は海側の観光地と南浦・甘川方面が離れているので、地図を見ずに旅程を組むと想像以上に移動が増えることがあります。

4. ホテル・空港・駅も保存しておく

観光地だけでなく、次も地図アプリへ登録しておくと便利です。

  • ホテル
  • 金海国際空港
  • 釜山駅
  • 帰国日に使う駅やバス乗り場

旅行中に一番困るのは「観光地が分からない」より、「疲れてホテルへ戻りたいのにホテルの正確な位置がすぐ出ない」という場面だったりします。

5. 日本語名だけでなく韓国語名・住所も残す

日本語検索で見つけられる場所も増えていますが、すべての店や施設が同じ表記で登録されているとは限りません。

特に個人店や期間限定スポットへ行く場合は、公式Instagramや施設公式ページなどで韓国語の店名・住所も確認しておくと検索しやすくなります。

6. PDFやスクリーンショットも「予備」として持つ

現地ナビは地図アプリを中心にしつつ、公式観光地図やホテル住所のスクリーンショットも残しておくと、通信やバッテリーに問題が出たときの予備になります。

ただし、保存した古いスクリーンショットだけを頼りに営業時間や交通情報まで判断しないようにしてください。

管理人ANNAの確認手順

この記事を作り直すとき、私は次の順番で確認しました。

  1. Visit Busanで現在公開されている日本語の釜山観光地図を確認する
  2. 釜山交通公社で現在の公式路線図を確認する
  3. NAVER公式ヘルプで日本語設定の対応状況を確認する
  4. Kakao公式で現在案内されているルート検索機能を確認する
  5. Visit Busanで主要観光地の現在のアクセス方法を照合する
  6. 旅行者のSNS・掲示板も見て、どこで迷いやすいかを確認する
  7. 旧記事にある「4号線」「日本語対応」「オフライン利用」などの表現を一つずつ再確認する
  8. 公式で確認できない内容は断定せず、旅行直前に確認すべき情報として分ける

特に地図アプリは、数年前の記事が検索結果に残りやすい分野です。

昔の旅行で使えた方法が現在も同じとは限らないので、私は「以前こうだった」より現在の公式がどう案内しているかを優先しています。

ANNAが今回調べ直して迷った点

NAVER Mapは本当に日本語で使える?

これは最初に確認し直しました。

ネット上には今でも「NAVER Mapは韓国語か英語」とする古い説明がありますが、現在のNAVER公式ヘルプでは日本語設定が明記されています。

そのため、この記事では古い「韓国語が分からないと使いにくい」という前提をそのまま使わず、現在の公式仕様を基準にしました。

Google Mapsは2026年から普通に使える?

韓国国土交通部から地図データ国外搬出許可について新しい発表が出ているため、「もうGoogle Mapsだけでいいのでは?」とも考えました。

ただ、地図データの搬出許可と、旅行者がアプリ内で実際に使える機能は分けて考える必要があります。

そこでこの記事では「使える・使えない」と一言で断定せず、旅行直前に現在の機能を確認し、NAVER Mapも準備するという案内にしています。

甘川文化村は地下鉄4号線?

旧記事で特に修正が必要だったのがここです。

Visit Busanの公式交通案内へ戻って確認すると、甘川文化村では1号線の土城駅・槐亭駅からマウルバスへ乗り換えるルートが案内されています。

検索結果や古いブログだけで判断せず、こうした具体的なアクセス情報ほど公式へ戻ることが大切だと改めて感じました。

釜山の地図についてよくある質問

釜山の地図を日本語で見ることはできますか?

はい。Visit Busanの日本語版では「釜山観光地図」などの観光案内資料が公開されています。旅行前に全体像を見る地図として利用し、現地ではNAVER Mapなどの地図アプリを組み合わせると使いやすいです。

NAVER Mapは日本語で使えますか?

現在のNAVER公式ヘルプでは、日本語を含む言語設定が案内されています。AndroidとiOSでは設定方法が異なる場合があるため、旅行前に自分の端末で確認してください。

釜山ではNAVER MapとKakao Mapのどちらがいいですか?

日本語UIを重視するなら、まずNAVER Mapを準備すると分かりやすいです。Kakao Mapも公共交通・徒歩などのルート検索に対応しているため、結果を比較したいときの候補になります。どちらが常に優れていると固定せず、用途に合わせて使い分けてください。

Google Mapsだけでも釜山旅行はできますか?

韓国では地図データをめぐる制度やサービス状況が変化しています。2026年2月には韓国国土交通部からGoogleへの地図データ国外搬出許可が発表されましたが、それだけでアプリのすべての機能が同じタイミングで変わるとは限りません。旅行直前に現在の機能を確認し、NAVER Mapなども準備しておく方法をおすすめします。

甘川文化村は地下鉄だけで行けますか?

地下鉄駅からそのまま到着する場所ではありません。Visit Busanでは、1号線の土城駅または槐亭駅からマウルバスへ乗り換えるアクセスが案内されています。利用するバスや運行状況は旅行当日に再確認してください。

釜山地下鉄の最新路線図はどこで確認できますか?

釜山交通公社の公式サイトで、総合路線図、1〜4号線の路線図、観光路線図などを確認できます。画像検索で古い路線図を保存するより、出発前に公式版を確認するほうが確実です。

まとめ|釜山では「全体地図」と「現地ナビ」を分ける

釜山旅行で地図を使うとき、私は1つのアプリですべて済ませようとはしません。

  • 街全体を見る:Visit Busan公式の日本語観光地図
  • 現地で現在地・徒歩・公共交通を見る:NAVER Map
  • 別ルートを比較する:Kakao Map
  • 地下鉄を確認する:釜山交通公社の公式路線図

そして、海雲台・広安里・西面・南浦・甘川文化村を「有名だから全部入れる」のではなく、まず地図で位置関係を見てください。

釜山はエリアごとに景色も雰囲気も違う街です。移動時間を減らせれば、そのぶん市場をゆっくり歩いたり、海を眺めたり、カフェで休んだりする時間を増やせます。

旅行直前には、ホテル、行きたい観光地、最寄駅をもう一度地図アプリで検索し、交通情報や営業時間も各公式サイトで確認してから出発してください。

この記事で確認した主な一次情報