韓国旅行を中心に海外や国内旅行が大好きなANNAです。ソウルや釜山はもちろん、ヨーロッパや日本国内の温泉旅行まで、航空券とホテルを自分で手配して旅をするのが日常になっています。
そんな私でも、最初にエクスペディアを使おうとしたときは「エクスペディアは危ないのか本当なのか」「エクスペディアが危ないという口コミや評判が気になる」「もしかしてエクスペディアは詐欺で怪しいサイトなのでは」とかなり不安になりました。検索すると、エクスペディアの航空券が危ないとか、予約したはずなのに航空券が取れていない、eチケットが届かない、姓名逆で搭乗できないといった話もたくさん出てきますよね。
さらに、国内ホテル予約でエクスペディアは危ないのでは、チェックインしたら予約できていない、予約情報がホテル側に反映されていないという体験談もあって、「本当に大丈夫かな…」と心配になる気持ち、とてもよく分かります。キャンセルできない、返金されない、キャンセル返金でエクスペディアは危ないと感じた人の声や、エクスペディアの電話がつながらないサポートがひどい、日本語対応やコールセンターの質が不安という声もあります。
一方で、エクスペディアはなぜ安いのか、安すぎて逆に危ないのではというモヤモヤや、偽サイトやフィッシングの存在、会社利用でインボイスや領収書をちゃんともらえるのかといったポイントも、特にお仕事の出張で使いたい人にとっては外せないチェックポイントかなと思います。
この記事では、韓国旅行ガイド.comの運営者として私が実際にエクスペディアを使ってきた経験をもとに、エクスペディアが危ないと言われる理由と実際のリスク、航空券やホテル予約でトラブルになりやすい場面、そして危ない場面を避けながら賢く使うコツまで、分かりやすくまとめていきます。読み終わるころには、「どこに気をつければ安心して使えるのか」「それでも他の予約サイトとどう比較すればいいのか」がはっきりしているはずです。
【この記事でわかること】
- エクスペディアが危ないと言われる主な理由と実情
- 航空券とホテル予約で起きやすいトラブルと回避策
- キャンセル返金やサポートを安心して使うためのポイント
- それでも私が料金比較でエクスペディアを併用している理由
エクスペディアは危ないと言われる真相

まずは「エクスペディアは本当に危ないのか」という根本的な疑問から整理していきます。ここでは、サイトそのものの安全性、危ないと感じる口コミや評判、詐欺や怪しいサイトとの違い、そして特にトラブルが起きやすい航空券や国内ホテル予約のポイントを、私の実体験とあわせて俯瞰してみましょう。
本当に危ないのか?
結論から言うと、エクスペディア自体は正規のオンライン旅行代理店で、仕組みを理解して使えば極端に危ないサイトではありません。ただし、「注意点が多いサイト」なのは間違いないので、そこを知らずに使うと危ないと感じてしまいやすいんですよね。
エクスペディアは、世界中の航空会社やホテル、ツアー会社と提携している大手の旅行予約サイトです。日本でも旅行業登録を行っていて、運営会社がよく分からない怪しいサイトとは立ち位置が全然違います。一方で、オンラインで完結するサービスだからこそ、対面の旅行会社と比べると説明が足りないと感じるシーンも多く、「ちゃんと伝わっていない」ことがトラブルの火種になりがちです。
私がいつも意識しているのは、サイトの安全性と、利用者の体感としての危なさを分けて考えることです。サイト自体は正規でも、「予約ルールが複雑で分かりにくい」「自分の確認が甘かった」「サポートが混雑していた」などの要因が重なると、「やっぱりエクスペディアは危ない」と感じてしまいやすくなります。
ポイント:エクスペディアは詐欺サイトではなく正規の旅行会社。ただしルールが複雑で、条件を読まずに進めると危ないと感じやすいサイトです。
評判と危ない口コミ
エクスペディアの評判を見ていると、「最安で予約できて助かった」というポジティブな口コミと、「キャンセル返金で揉めた」「サポートがひどい」といったネガティブな口コミの両方がはっきり分かれています。読んでいて感じるのは、トラブルが起きた人ほど詳細な体験談を書きやすいので、どうしても危ない口コミが目立ちやすいということです。
具体的には、次のようなパターンが多い印象です。
- 航空券の名前をローマ字で入力したら姓名逆になってしまい、変更に時間や手数料がかかった
- ホテルに着いたら予約がホテル側のシステムに反映されておらず、チェックインに時間がかかった
- 返金不可のプランなのに、あとからキャンセル返金を交渉しても通らなかった
- エクスペディアの電話がなかなかつながらず、サポートがひどいと感じた
逆に、「クーポンを使って他のサイトよりかなり安く取れた」「航空券とホテルをセットにして、韓国旅行の総額がグッと下がった」といった良い口コミも多く見かけます。実際、私も韓国行きの航空券とソウルのホテルをエクスペディアでまとめて予約して、他サイトより数万円単位で安くなったことがあります。
口コミを見るときは、「なぜそのトラブルが起きたのか」「自分も同じ条件を選びそうか」まで想像すると、単に怖がるだけでなく、自分の対策にもつながります。
詐欺で怪しい予約サイトの真相
「エクスペディアは詐欺では?」「なんとなく怪しい」と感じる大きな理由は、料金の表示やキャンセル条件が分かりにくいまま予約を完了できてしまうことだと思っています。少しスクロールしたところに重要な注意書きがあったり、英語表記のまま残っている部分があったりして、読み飛ばしてしまうこともありますよね。
ただ、エクスペディア本体が詐欺行為をしているわけではなく、多くの場合は次のような「ミスマッチ」が原因です。
- ユーザーは「キャンセルできる」と思っていたが、実際は返金不可のプランだった
- 日本語ページでは分かりにくい表現になっていて、細かい条件を見落としていた
- 決済通貨や税金・サービス料の扱いが分かりにくく、最終金額に差が出た
また、本物のエクスペディアサイトを装った偽サイトやフィッシングメールが存在するのも事実です。URLが微妙に違うページにカード情報を入力してしまうと、それこそ本当に危ないので、公式サイトや公式アプリからアクセスすることは絶対に徹底してほしいポイントです。
怪しい広告リンクや、差出人不明のメールから飛んだエクスペディア風のページには要注意です。ブックマークした公式URLや公式アプリからアクセスし、アドレスバーの表示を必ず確認しましょう。
航空券が危ない理由
危ないと感じやすいのは、正直なところホテルよりも航空券だと思います。航空券は名前や日程、乗継時間など、ひとつのミスが大きなトラブルに直結しやすいからです。
よくあるのは、エクスペディアで航空券を予約したあとに「航空券が取れていないのでは?」「eチケットが届かないけど大丈夫?」と不安になるパターンです。発券に少し時間がかかるケースもあり、すぐに航空会社のサイトに反映されないと「やっぱりエクスペディアは危ない」と感じてしまいますよね。
もうひとつ多いのが、ローマ字の姓名逆トラブルです。エクスペディアの入力フォーム通りに入れたのに、航空会社側では名前の順番が逆で登録されてしまい、サポートに連絡して修正してもらう必要が出るケースがあります。実際には修正で対応できることも多いですが、渡航直前だとかなり焦ります。
| トラブルの種類 | よくある原因 | 事前の確認ポイント |
|---|---|---|
| 航空券が取れていない不安 | 発券待ちのタイムラグ、メール未確認 | 航空会社サイトで予約番号を照合する |
| eチケットが届かない | 迷惑メール振り分け、アドレス入力ミス | マイページの予約詳細からPDFを再取得する |
| 姓名逆・名前表記ミス | 入力欄とパスポート表記の確認不足 | 予約確定前にパスポートと見比べて3回チェック |
私は航空券を予約したら、必ず航空会社の公式サイトにログインして、予約番号でステータスを確認しています。ここで座席指定まで済ませられれば、「ちゃんと航空券が取れている」と目で確認できるので、余計な不安を減らせます。
国内ホテル予約が危ない?
国内ホテル予約についても、「チェックインしたら予約がなかった」「部屋タイプが違った」という声から、エクスペディアは危ないと感じた人がいます。これは、エクスペディアとホテル側システムの連携がうまくいっていないタイミングや、オーバーブッキングが発生してしまったケースが多いです。
とはいえ、国内ホテル予約でエクスペディアを使うメリットもあって、セールやクーポンが重なると、国内予約サイトより安く泊まれることもあります。韓国旅行の前後泊で成田や関西空港近くのホテルを取るとき、国内サイトとエクスペディアを両方比較すると、意外とエクスペディアのほうが安い日もあるんですよね。
国内ホテルを予約するときは、次のポイントだけは必ず押さえておくと安心です。
- 予約完了メールの内容と、ホテル公式サイトの予約状況を照合する
- 到着が遅くなりそうな場合は、事前にホテルへ直接連絡しておく
- 朝食付き・返金可など、プラン条件をスクリーンショットで控えておく
国内ホテルの比較をメインでしたい場合は、国内ホテル予約サイトを比較した解説記事もあわせて読んでもらうと、自分に合う組み合わせがイメージしやすいと思います。
エクスペディアが危ない理由と賢い使い方

ここからは、「危ないと言われがちなポイントを理解したうえで、どうすれば賢く使えるのか」にフォーカスしていきます。キャンセル返金やサポートの使い方、安さのカラクリ、偽サイト対策などを押さえておけば、エクスペディアはむしろ心強い料金比較ツールになります。
危ない場面と対策
私が実際に使っていて「ここはエクスペディアが危ないと感じやすいな」と思う場面は、だいたいパターンが決まっています。
- 渡航直前に日程変更の可能性が高いのに、返金不可の格安プランを選ぶとき
- 乗継ぎが多い複雑な航空券を、細かい条件を読み込まずに予約するとき
- 仕事で使うのに、領収書やインボイスの条件を確認せずに予約してしまうとき
こうした「危ない場面」を避けるためには、プランの柔軟性が必要なときは、多少高くてもキャンセル無料や返金可のプランを選ぶことが一番の対策です。どうしても返金不可の格安プランを選びたい場合は、「変更の可能性がほぼない旅かどうか」を自分に問い直してから決めるのがおすすめです。
ポイント:予定が動きやすい仕事や家族旅行では、エクスペディアだけに絞らず、他の予約サイトや航空会社公式サイトも比較しながら、キャンセルポリシーが一番納得できるプランを選ぶのが安全です。
キャンセル返金が危ない?
キャンセル返金まわりは、エクスペディアが危ないと感じた人が一番多いところかもしれません。よくあるのは、「ちゃんとキャンセル手続きをしたつもりなのに返金されない」「一部だけしか返金されず、説明も分かりにくかった」というケースです。
実は、エクスペディアのキャンセル料金や返金ルールは、エクスペディアではなく航空会社やホテル側の規約に強く依存していることがほとんどです。同じエクスペディア内でも、プランごとにルールがバラバラ、ということですね。
韓国行きの航空券をキャンセルしたとき、私はまず予約詳細画面で「キャンセル料金の見積もり」を表示してから進めるようにしています。「返金可」「一部返金」「返金不可」のどれなのか、出発日までの日数によって手数料がどう変わるのかを、事前に必ずチェックします。
キャンセル手順については、より詳しく手順を画面付きで解説しているエクスペディアのキャンセルガイド記事も用意しているので、不安なときはそちらも見ながらゆっくり進めてみてください。
なお、キャンセルや返金に関するルールは、航空会社やホテル、時期によっても大きく変わることがあります。具体的な金額や条件は、あくまで一般的な目安として参考にしていただき、最終的には必ず公式サイトや予約画面上の最新情報を確認してくださいね。
電話つながらないサポート
「エクスペディアの電話がつながらない」という相談も本当に多いです。私も何度かコールセンターに電話をかけて、数十分待たされた経験があります。これが出発直前のトラブルだったりすると、「もう二度と使わない!」と思ってしまう気持ちもよく分かります。
ただ、最近はチャットサポートやコールバック機能も整ってきていて、電話だけに頼らないほうがストレスが少ないと感じています。マイページの「予約の管理」からチャットで問い合わせると、自分の予約情報を見ながら会話できるので、説明の手間も減ります。
サポートを少しでもスムーズに使うコツ
- 混雑しやすい夜や週末を避けて、平日の午前中に連絡する
- 電話より先に、チャットやヘルプページで解決できないか確認する
- 予約番号、搭乗者名、旅行日程を手元にまとめておく
エクスペディアの問い合わせ方法をまとめたエクスペディア問い合わせ完全ガイドも書いているので、「どこに連絡すればいいか分からない」ときは、あわせてチェックしてみてください。
なぜ安くて危ない?
エクスペディアが「危ない」と言われる背景には、他サイトより安く見えることが多いというポイントもあります。あまりにも安いと、「これは何か裏があるのでは?」と疑いたくなりますよね。
エクスペディアが安く見える主な理由は、次のようなものです。
- 世界中のホテルや航空会社と提携し、大量仕入れで値引きがしやすい
- 航空券とホテルをセットにしたダイナミックパッケージの割引が大きい
- アプリ限定クーポンや会員ランク特典が充実している
- 返金不可や条件付きプランを組み合わせることで、価格を下げている
つまり、条件を厳しくする代わりに安くなっているプランも多いということです。これを理解せずに「とりあえず一番安いものを選ぶ」と、キャンセル返金で痛い目を見て「やっぱりエクスペディアは危ない」と感じてしまいます。
私は、韓国旅行のホテルを選ぶときは、エクスペディアだけでなく他の予約サイトも同時に開いて比較するようにしています。同じホテルでも、「エクスペディアでは返金不可だが、別サイトではキャンセル無料プランがある」といったケースもよくあるからです。安さだけでなく、総額と条件まで含めて比較することが、危ない買い方を避ける一番のコツです。
偽サイト対策と注意点
最後に、絶対に気をつけてほしいのが偽サイトやフィッシングです。見た目がほとんど同じでも、URLが微妙に違うページにカード情報を入れてしまうと、それこそ本当の意味で危ない状況になります。
偽サイト対策として、私が必ず守っているルールはこの3つです。
- ブラウザのブックマークや公式アプリからだけアクセスする
- メール内のリンクではなく、自分で公式URLを入力してログインする
- アドレスバーに表示されているドメインを必ず確認する
また、「エクスペディアからの重要なお知らせです」といったメールが届いたときも、メール内のリンクは一切押さず、ブラウザで公式サイトを開き直してからマイページを確認しています。少し手間はかかりますが、このひと手間が安全性を一気に高めてくれるので、ぜひ習慣化してみてください。
旅行予約は金額も大きく、クレジットカード情報など大切なデータも扱います。具体的な安全対策や最新のセキュリティ情報は、必ず公式サイトやカード会社の案内も確認し、最終的な判断はご自身の責任と、必要に応じて専門家への相談もあわせて行ってください。
まとめ:結局エクスペディアは危ないのか
ここまで見てきたように、エクスペディアは「使い方を間違えると危ない場面がある旅行予約サイト」です。一方で、ルールと仕組みを理解して使えば、航空券やホテルを本当に安く予約できる心強いツールでもあります。
私自身は、韓国旅行に行くときも、日本国内のホテルを取るときも、エクスペディアを完全に避けるのではなく、他の予約サイトや航空会社公式サイトと並べて比較する一つの選択肢として使っています。特に、航空券とホテルをセットにしたプランや、アプリ限定クーポンがハマるときは、エクスペディアが一番お得になることも少なくありません。
大事なのは、「エクスペディアは危ないから全部ダメ」と切り捨てるのではなく、どこが危ないポイントになりやすいのかを理解したうえで、自分にとってリスクの少ない使い方を選ぶことです。キャンセル返金のルールを確認する、名前や日程を何度も見直す、公式サイトでも予約状況をチェックする――このあたりを意識するだけでも、トラブルに巻き込まれる可能性はぐっと減らせます。
費用や安全性、サポート体制は常に変化していくので、具体的な金額や条件はあくまで一般的な目安として受け取ってもらい、正確な情報は必ずエクスペディアや航空会社、ホテルの公式サイトで最新情報を確認してください。最終的な判断は、ご自身の状況と、必要に応じて旅行会社や専門家への相談も踏まえながら、納得できる形で決めていただければうれしいです。






