はじめまして、韓国旅行を中心に海外や国内旅行が大好きなANNAです。いつもLCCでソウルに飛んだり、トラベルコ経由でホテルやツアーを比較して予約したりしているんですが、出張や推し活遠征が増えてくると、どうしても気になってくるのが領収書まわりですよね。
トラベルコの領収書を出したいのに見つからない、トラベルコの領収書がもらえないと思って焦った、経費精算でトラベルコの領収書の宛名を会社名にしたい、トラベルコの国内ホテルや国内航空券、海外航空券や海外ホテル、ツアー、新幹線ホテルパック、日帰りバスツアー、遊び体験の領収書の発行方法がわからない……そんなモヤモヤを抱えて検索しているあなたに向けて、このページを書いています。
特に、トラベルコの領収書が出ない、領収書が表示されない、そもそもどこで発行するのかがわからないときって不安になりますよね。出張の経費や確定申告で使うために、インボイス対応の領収書が必要だったり、会社名や上様で宛名を変えたいのにやり方が分からなかったり。私自身も、韓国行きの航空券をトラベルコで比較して予約したあとに「え、領収書どこから?」となったことが何度もあります。
この記事では、トラベルコの比較画面から予約した国内ホテルや国内格安航空券、国内ツアー、国内航空券とホテルのダイナミックパッケージ、新幹線とホテルのセット、遊びや体験、日帰りバスツアー、海外格安航空券、海外ホテル、海外ツアーなど、それぞれの領収書の発行方法をカテゴリ別にまとめていきます。あわせて、インボイス対応の領収書が欲しいときの探し方や、経費・出張・確定申告に使うときの注意点も、旅行好きの目線で分かりやすく整理していきますね。
トラベルコ経由の予約で領収書がもらえないと感じている方も、このページを最後まで読んでもらえれば、「どこに問い合わせればいいか」「どうやって発行するか」「何に気をつければいいか」がスッキリ整理できると思います。これからも安心して旅行の予約に集中できるように、一緒に整理していきましょう。
- トラベルコ経由の予約で領収書を発行してもらう具体的な手順
- 国内ホテルや航空券、ツアー、海外商品ごとの領収書ルールの違い
- インボイス対応の領収書が必要なときの探し方と注意点
- よくあるトラブルや疑問をスムーズに解決するためのチェックポイント
トラベルコで領収書は発行できる?まず押さえるべき基本

まず最初に押さえておきたいのは、「トラベルコ自体は領収書を発行しない」という大前提です。この仕組みを理解しておくと、領収書が見つからないときも、どこを探せばいいのかが一気に分かりやすくなりますよ。
トラベルコは比較サイトであり領収書は一切発行しない
トラベルコは、いろいろな旅行会社や宿泊予約サイト、航空会社などのプランを横並びで比較できる「旅行比較サイト」です。あくまで「どのプランが安いか」「どのホテルが条件に合うか」を探すための入り口であって、トラベルコの中でお金を支払っているわけではありません。
実際の予約と決済は、楽天トラベルやじゃらん、JTB、HIS、海外ホテル予約サイトなどの各予約サイトの画面に移動して行う仕組みになっています。つまり、トラベルコの中には「あなたのお金が動いた記録(決済情報)」がないので、そもそも領収書を発行できないんです。
ポイント
トラベルコはあくまで「比較と検索の場」。領収書は必ず「お金を払ったサイト」から発行されます。
この仕組みを知らないと、「トラベルコで領収書のボタンが見つからない…バグ?」と焦ってしまいがち。ですが、仕組みさえ分かっていれば、落ち着いて次のステップに進めますよ。
領収書の発行元は「予約・決済を行ったサイトや旅行会社」
じゃあ、領収書はどこでもらうのか?というと、答えはとてもシンプルで、「実際に予約と決済をした先」です。
具体的には、こんなイメージになります。
領収書発行の基本パターン
- 楽天トラベルで決済 → 楽天トラベルのマイページから領収書発行
- じゃらんで決済 → じゃらんの予約確認画面から領収書発行
- 航空会社公式サイトで決済 → 航空会社の予約管理ページから発行
- 現地ホテルで現金決済 → ホテルのフロントで紙の領収書を発行
トラベルコに表示されるのは、あくまで各社のプラン情報。「このプランに進む」を押した先のサイトこそが、領収書を発行してくれる本体だと思ってください。
また、領収書の宛名を会社名にしたい、上様にしたい、複数予約をまとめて1枚にしてほしい、といった細かい相談も、すべて支払いをした予約サイトや旅行会社へ直接相談する形になります。
領収書取得までの流れ(予約先の特定 → マイページ → 発行)
「結局どうすればいいの?」という方に向けて、トラベルコ経由で予約したときの一般的な流れをざっと整理しておきますね。
基本のステップはこの3つです。
領収書をもらう3ステップ
- トラベルコから飛んだ予約サイト名を特定する(予約確認メールやマイページをチェック)
- そのサイトのマイページ・予約確認ページにログインする
- 「領収書の発行」ボタンからPDFなどをダウンロードし、必要に応じて印刷する
最近は、ほとんどのサイトでWeb上の電子領収書がメインになっています。紙の領収書がどうしても欲しい場合は、予約サイトの問い合わせフォームやコールセンターに連絡すれば、郵送対応をしてくれることもありますよ(ただし、送料や手数料がかかる場合もあるので要確認です)。
なお、電子領収書やクレジットカードの利用明細が、あなたの会社の経費精算や確定申告で使えるかどうかは、会社の規程や税務上のルールで変わってきます。あくまで一般的な目安にすぎないので、最終的な判断は会社の経理担当や税理士などの専門家に相談してくださいね。
トラベルコ経由で予約した商品の領収書のもらい方【カテゴリ別】

ここからは、トラベルコでよく検索される商品ごとに、領収書の考え方と発行方法を整理していきます。国内ホテル、航空券、ツアー、海外商品の違いが分かると、「この予約はどこに聞けばいいのか?」が一気にクリアになりますよ。
国内ホテルの領収書(事前決済・現地決済で発行元が変わる)
まずは、出張や推し活遠征でも使うことが多い国内ホテルから。国内ホテルの領収書は、事前決済か現地決済かによって発行元が変わります。
事前決済の場合
楽天トラベルやじゃらんなどで、クレジットカード決済や事前オンライン決済をした場合は、予約サイトのマイページから領収書を発行するのが基本です。サイトによっては、チェックイン前でも領収書を出せるところもありますし、宿泊後のみ発行できるところもあります。
現地決済の場合
チェックイン時やチェックアウト時にホテルで料金を支払った場合は、ホテルのフロントで紙の領収書を発行してもらう流れになります。「会社名でお願いします」「但し書きは宿泊代としてお願いします」と、その場で伝えればOKです。
注意ポイント
事前決済と現地決済を勘違いすると、「ホテルでは領収書を出せない」「予約サイト側では領収書を出せない」と断られてしまうことがあります。予約確認メールに決済方法が書いてあるので、必ずチェックしておきましょう。
韓国旅行の前後泊で日本国内の空港周辺ホテルを取る時も、このルールは同じです。特に出張を兼ねた旅行のときは、領収書の宛名と但し書きを現地でしっかり確認しておくと安心ですよ。
国内格安航空券の領収書(航空会社・旅行会社発行)
トラベルコの国内航空券検索は、LCCやレガシーキャリアの値段を一気に比較できるので、私もよくソウル行き乗り継ぎ用の国内線を探すときに使っています。この国内格安航空券の領収書も、やはりトラベルコではなく航空券を扱っている旅行会社や航空会社からの発行です。
多くの場合、航空券を予約したサイトのマイページにログインすると、「領収書」「ご利用明細」「eチケットお客様控え」などのメニューがあり、そこからPDFをダウンロードできます。宛名を会社名に変えられるサイトも多いので、経費精算が必要なときは事前に確認しておくと安心です。
豆知識
一部のサイトでは、インボイス制度に対応した領収書の発行ができない商品(特定の格安チケットなど)もあります。インボイスが必須な場合は、「インボイス対応」と明記されたプランを選ぶのが安全です。
国内ツアーの領収書(ツアー会社ごとの注意点)
飛行機+ホテル+送迎などがセットになった国内ツアーは、旅行会社によって領収書のルールがかなり違います。トラベルコでツアー料金を比較して、気に入ったプランの「詳細・予約へ」を押すと、各社のサイトに飛びますよね。その飛び先のサイトが、領収書発行の窓口になります。
ツアー会社によっては、
- クレジットカード決済のみ領収書発行可
- コンビニ払いの場合は別の方法で発行
- Web上では領収書が出せず、問い合わせベースで郵送
など、細かな違いがあります。特に、カード決済のときだけ領収書が出る会社もあるので、「経費で落とす予定なら支払い方法も含めて選ぶ」という目線が大事です。
注意ポイント
国内ツアーは旅行代金がまとまっているぶん、領収書が1枚きちんと出るかどうかが超重要です。インボイス対応や宛名変更が必要な場合は、予約前にツアー会社のQ&Aや問い合わせで確認しておくと、後からバタバタしなくて済みます。
国内航空券+ホテル(ダイナミックパッケージ)の領収書
最近増えているのが、国内航空券+ホテルのダイナミックパッケージ。韓国行きの国際線と組み合わせて、日本国内の前泊・後泊や乗り継ぎ用に使う方も多いですよね。
このタイプのプランは、
- 航空券とホテルを同じ会社でセット予約
- 航空券とホテルを別々に予約して合算
- 「ツアー商品」として販売しているケース
など、いくつかパターンがありますが、どの場合でもトラベルコではなく予約した会社が領収書を発行します。
会社によっては、
- 航空券分とホテル分が一枚の領収書にまとまる
- 航空券分とホテル分で別々の領収書になる
といった違いもあるので、「合算で欲しいか」「別々で欲しいか」を経理ルールと照らし合わせながら選ぶのがおすすめです。
新幹線・JR特急+ホテルの領収書
韓国便の出発空港が成田や関空のとき、新幹線+ホテルのパックを使って前泊する方も多いと思います。この新幹線・JR特急+ホテルのセットも、予約と決済は各旅行会社のサイトで行われるので、領収書はその会社から発行されます。
商品としては「ダイナミックパッケージ」「JR付きプラン」など色々な名称がありますが、基本的には「1つの商品としての旅行代金」として領収書が切られることが多いです。新幹線のきっぷ部分だけ、ホテル部分だけ、という形での分割発行は断られることもあるので、経費の科目を分けたい場合はあらかじめ会社の経理と相談しておくと安心です。
豆知識
新幹線チケットだけを別に買う場合は、みどりの窓口や券売機の領収書、クレジットカードの利用明細を組み合わせて提出するパターンもあります。どれがOKかは会社ごとに違うので、必ず自社のルールを確認してくださいね。
遊び・体験・レジャーの領収書
韓国旅行の前後に日本国内で推し活イベントやテーマパーク、日帰り温泉などを予約するときに使うことも多いのが、遊び・体験・レジャーのカテゴリです。
ここでもルールはシンプルで、領収書は予約・決済をしたサイトから発行されます。じゃらん遊び体験やアソビュー、各社の公式サイトなど、プラットフォームによってはマイページから領収書を自動発行できるところもあれば、問い合わせフォームからの申請が必要なところもあります。
また、アクティビティ会社が現地で現金払いを受け付けている場合は、その場で紙の領収書を出してもらうケースもあります。仕事の出張にくっつけてアクティビティを入れる場合などは、どこまで経費として認められるかも含めて、会社と事前にすり合わせておくと安心ですね。
日帰りバスツアーの領収書
日帰りバスツアーは、料金の中にバス代や入場料、食事代などが全部パックされていることが多く、領収書の扱いにちょっとクセがあるカテゴリです。
多くの場合、日帰りバスツアーの領収書は申し込んだ旅行会社のサイトからの発行、もしくは当日の案内所や集合場所での発行になります。特に、「カード決済の場合のみ領収書発行」「現金払いは当日現場で領収書を発行」といった細かいルールを設けている会社もあるので、参加前に案内メールをしっかり読むことが大事です。
注意ポイント
日帰りバスツアーは、インボイス制度への対応状況も会社ごとに異なります。インボイス対応の領収書が絶対に必要なら、予約前に「インボイス対応」「適格請求書発行可能」かどうかを必ず確認しておきましょう。
海外格安航空券の領収書
いよいよ韓国を含む海外格安航空券の話です。ソウルやプサン行きの航空券を、トラベルコで一括検索している方も多いはず。
海外航空券の領収書も、基本は国内線と同じで、航空券を予約・決済したサイトや旅行会社、航空会社が発行します。ただし、税金やインボイスまわりで少し事情が違ってきます。
海外航空券の運賃や燃油サーチャージは、日本の消費税の課税対象ではないため、インボイスの「課税取引」としては扱われない部分が多いです。その一方で、国内空港施設使用料や、旅行会社の取り扱い手数料など、課税対象になる部分もあります。
そのため、インボイス対応の領収書が必要な場合は、
- インボイス対応の航空券・料金プランかどうか
- 手数料部分の記載方法や内訳表の有無
などを、予約サイトの説明ページでしっかり確認しておくことが大切です。
海外ホテルの領収書(現地決済と事前決済の違い)
韓国旅行で一番お世話になるのが海外ホテルの予約。明洞や弘大周辺のホテルをトラベルコで比較して、アゴダやブッキングドットコムに飛ぶ…という流れは、私もよく使っています。
海外ホテルの領収書は、
- 現地決済の場合:ホテルのフロントで紙の領収書を発行
- 事前決済の場合:予約サイト側のルールに従って発行
という二本立てになっていることが多いです。事前決済のときでも、「クレジットカードの利用明細を領収書代わりとしてください」「領収書の発行には別途申請が必要です」といったルールを設けているサイトもあります。
ここが重要
海外ホテルの宿泊代は、そもそも日本の消費税の対象ではないため、インボイス制度に対応した領収書を出せないケースがほとんどです。日本の会社の経費や確定申告でどう扱うかは、必ず経理担当や税理士に相談してくださいね。
海外ホテル予約サイトの使い方やトラブル回避については、同じサイト内でまとめているアゴダで韓国旅行の予約は大丈夫?トラブル回避と返金ルールも、あわせて読んでおくと安心感がぐっと上がると思います。
海外ツアー・海外航空券+ホテル・オプショナルツアーの領収書
最後は、海外ツアーや海外航空券+ホテルのセット商品、現地のオプショナルツアーです。韓国のソウル・釜山で使う市内観光ツアーやグルメツアーも、このカテゴリですね。
これらも基本は同じで、
- トラベルコ → 情報を比較する場
- 実際の予約&決済 → 各ツアー会社や予約サイトのページ
- 領収書の発行 → 予約&決済をした会社が担当
という構図です。海外ツアーの場合、パンフレット型の募集型企画旅行か、ダイナミックパッケージ型かでもルールが変わるので、領収書の宛名・但し書き・インボイス対応などが気になる場合は、予約前にQ&Aを読み込んでおくのがおすすめです。
また、韓国現地発のオプショナルツアーは、現地通貨での決済や、現地会社名義での領収書発行になることも多く、日本側の経費処理では少しややこしくなりがちです。このあたりは、韓国旅行の準備全体も含めて把握しておくと安心なので、事前準備のコツは韓国旅行でがっかりしないための事前準備とチェックポイントも参考にしてみてください。
インボイス制度に対応した領収書はもらえる?国内・海外での違い

ここからは、多くの方が気になっているインボイス制度(適格請求書)の話です。トラベルコ経由の予約でインボイス対応の領収書が欲しいときに、どこまで期待できるのか、国内と海外で整理しておきましょう。
トラベルコはインボイスを発行しない
まず大前提として、トラベルコはインボイスを発行しません。領収書そのものを発行しないので、もちろんインボイス対応の領収書も出していない、というシンプルな話です。
インボイスの発行事業者になっているかどうか、適格請求書を出すかどうかを決めているのは、それぞれの予約サイト・旅行会社・ホテル・航空会社です。トラベルコはあくまで「その情報を紹介しているプラットフォーム」としての立ち位置になります。
国内商品のインボイス対応(航空券・ツアー・ホテル)
日本国内の航空券・ツアー・ホテル・新幹線付きプランなどは、インボイス制度に対応した領収書を出している会社が多いです。インボイス対応をしている事業者であれば、
- 登録番号の記載
- 適用税率と税額の表示
- 取引内容(宿泊代、航空運賃など)の明細
などが整った形で領収書を発行してくれます。
ただし、すべての商品・すべての支払い方法でインボイス対応が完璧にされているわけではなく、
- 一部の激安プランはインボイス対象外
- 一部の予約サイトはインボイス非対応の商品も混在
といったケースもあります。「国内だから全部インボイスOK」と思い込まないことが大事ですね。
トラベルコの検索で「インボイス発行対応可能」だけを絞り込む方法
インボイス対応の領収書が必須の場合は、検索段階である程度ふるいにかけておくのが一番ラクです。
トラベルコの国内航空券や海外航空券の検索画面には、予約サイトごとの条件を絞り込む機能があります。その中にある「インボイス発行対応可能」などのチェックボックスを使うと、インボイス対応が可能なサイトやプランに絞って表示することができます。
もちろん、最終的な条件は各予約サイトのルールに従う必要がありますが、インボイス対応が必要なのに、そもそも非対応のサイトを選んでしまう…というミスマッチを防ぐには、とても便利な機能ですよ。
海外航空券のインボイス対応(対象外項目と対象項目)
さきほど少し触れた通り、海外航空券はインボイスの考え方が少し複雑です。
ざっくり言うと、
- 運賃や燃油サーチャージ → 日本の消費税の課税対象外
- 国内空港施設使用料や一部手数料 → 課税対象になることがある
というイメージです。そのため、「航空券の全部がインボイス対象」「全部対象外」という話ではなく、項目ごとに扱いが変わると思っておくと良いかなと思います。
実務的には、
- インボイス登録済みの旅行会社が発行する領収書かどうか
- 税率・税額・登録番号などが記載されているか
- どの部分が課税対象になっているか
などを、経理や税理士と相談しながら確認していく形になります。ここは会社や業種によっても判断が分かれる部分なので、「このやり方なら絶対大丈夫」とは言い切れません。必ず専門家のアドバイスを受けながら運用していきましょう。
海外ホテルはインボイス非対応の理由
韓国を含めた海外ホテルの宿泊料金は、日本国内の消費税の対象ではありません。そのため、「日本のインボイス制度」に対応した領収書を発行する必要がない、というのが大きなポイントです。
多くの海外ホテル予約サイトでは、
- 現地ホテル発行のレシートやインボイス(現地の税制に基づくもの)
- 予約サイト名義の支払い証明書や利用明細
といった形で書類を用意してくれますが、これは現地の税制や商習慣に沿ったものであって、日本のインボイスとは別物です。
大事なポイント
海外ホテル代を日本の経費や確定申告でどう扱うかは、会社の経理や顧問税理士の判断によって変わるところです。ガイド記事でお伝えできるのはあくまで一般的な目安なので、正確な扱いは必ず専門家に確認してくださいね。
領収書まわりでよくある疑問とトラブル解決Q&A

最後に、トラベルコ経由で予約したときに、実際によくある「これどうしたらいいの?」という疑問をQ&A形式でまとめておきます。ここを読めば、たいていのモヤモヤは解消できるはずです。
領収書が見つからない・発行できない場合のチェックポイント
「領収書どこ…?」となったときは、焦る前に次のポイントを順番に確認してみてください。
チェックリスト
- トラベルコから飛んだ予約サイト名を覚えているか(メールを検索)
- そのサイトのマイページ・予約確認ページにログインできているか
- 「領収書」「明細書」「利用証明」などのメニューを見落としていないか
- 宿泊前・搭乗前は発行できず、利用後のみ発行可というルールになっていないか
- そもそも現地払いなのか事前決済なのかを勘違いしていないか
それでも見つからない場合は、予約番号や氏名を添えて、予約サイトのサポートに直接問い合わせるのが手っ取り早いです。韓国旅行の準備でバタバタしているときほど、早めに動いておくのが吉ですよ。
領収書の宛名を会社名・上様に変更したい場合
宛名を会社名にしたい、上様にしたい、といった要望はとても多いです。ただし、宛名変更ができるかどうかは予約サイトごとのルール次第になります。
よくあるパターンとしては、
- 発行前なら宛名を自由に入力できる(会社名・個人名・上様など)
- 一度発行したら再発行・宛名変更は不可
- Web画面では変更できず、問い合わせフォームからの依頼のみ対応
などがあります。なので、経費で出す予定がある場合は、最初から会社名で発行しておくのが一番安全です。
また、宛名に入れる会社名の正式名称や、部署名をどこまで書くかも、会社によってルールがあることが多いです。「うちの会社はどうなっているか?」を、経理担当に一度聞いてメモしておくと、次からの旅行でも迷わなくて済みますよ。
複数予約をまとめた領収書は発行できる?
出張や遠征が続くと、「同じサイトで取った複数のホテルや航空券を、1枚にまとめた領収書にしてほしい」というニーズも出てきますよね。
ここもやはり、予約サイトごとのルール次第です。
- 1予約につき1枚しか発行できないサイト
- 同じ利用者・同じ会社名であれば、一定期間分をまとめて発行してくれるサイト
など、対応はバラバラです。トラベルコ側ではまとめ発行の操作はできないので、どうしても1枚にしたい場合は、支払いをした旅行会社や予約サイトに直接相談することになります。
小ワザ
どうしてもサイト側でまとめ発行できない場合は、会社のルール次第では複数の領収書をクリアファイルなどでまとめて提出するだけでOKとしてくれる場合もあります。経理担当と話し合って、一番ラクな運用を決めておくといいですよ。
電子領収書の印刷は経費になる?会社規程での注意点
最近は、紙の領収書ではなくPDF形式の電子領収書が主流です。これを印刷して経費精算に回していいかどうかは、会社の規程によって扱いが変わるところです。
日本の企業では、
- 一定金額以下なら電子領収書の印刷でOK
- 電子帳簿保存法に沿った形でデータ保存が求められる
- クレジットカード明細とのセット提出が求められる
など、運用は本当にバラバラです。ここは、旅行ブロガーの私の立場から「こうしておけば絶対大丈夫」とは言えないので、必ず会社の経理担当や税理士など専門家の指示に従うようにしてください。
重要
この記事で紹介している内容は、あくまで一般的な目安です。税務や経理処理についての最終判断は、公式情報(国税庁や各社の公式サイト)を確認したうえで、専門家と相談したうえで行ってくださいね。
クレジットカード明細だけでも領収書代わりになるのか
海外ホテルや一部の航空券では、「領収書は発行しません。クレジットカード会社の利用明細をもって証憑としてください」という運用のところもあります。私も実際、韓国のホテル予約でこのパターンに何度か遭遇しました。
この場合、
- クレジットカード明細だけで経費としてOKにする会社
- 明細に加えて、予約確認メールやバウチャーのコピーもセットで提出させる会社
- 原則として領収書が必要、とする会社
など、対応はまちまちです。「カード明細だけで絶対に大丈夫」とは言えないので、やはり会社のルールを確認するのが一番確実です。
もし今後も海外旅行や韓国出張が多いなら、経理担当に「海外宿泊費の証憑として何が必要か」を一度まとめて聞いておくと、毎回悩まずに済むので本当にラクになりますよ。
航空会社のカウンターで領収書は出してもらえる?
空港に行ったついでに、「航空会社のカウンターで領収書をください」とお願いしたくなることもあると思います。ですが、旅行会社や予約サイトで支払った航空券については、航空会社側で領収書を発行できないことが多いです。
理由はシンプルで、航空会社のシステム上では、あなたが実際にいくら支払ったかの詳細が見えないケースがあるからです。支払いの窓口になっているのがあくまで旅行会社・予約サイトなので、「お金を受け取った側で領収書を出す」という考え方になります。
どうしても空港で証明が欲しい場合は、搭乗券や荷物タグなどを保管しておき、別途予約サイトの領収書と組み合わせて提出する、という形で対応している会社もあります。このあたりも含めて、社内ルールを先に確認しておくと、空港でバタバタしなくて済みますよ。
領収書の再発行は可能?サイトごとの対応
「領収書をなくしてしまった」「宛名を間違えて発行してしまった」などで、再発行が必要になることもありますよね。これもやはり、各サイトや会社のルールによります。
よくあるパターンとしては、
- マイページ上から、同じ内容の領収書を何度でも表示・印刷できる
- 一度発行したあとの宛名変更は不可(ただし再印刷は可)
- 紙の領収書は再発行不可、代わりに利用証明書の発行のみ対応
といった形です。韓国旅行の準備も含め、旅行の書類はどうしても散らばりがちなので、予約確認メールとPDF領収書は、クラウドストレージや専用フォルダにまとめて保存しておくと、後から探しやすくておすすめです。
まとめ:トラベルコ経由で領収書を確実に取得するためのポイント
最後に、ここまでの内容をぎゅっとまとめておきます。トラベルコで比較して予約するときに、このポイントだけ覚えておけば、領収書まわりで慌てることはぐっと減るはずです。
トラベルコ、「トラベロカ」と連携 海外航空券の選択肢拡充 #旅行新聞 #トラベルコ #Traveloka https://t.co/6WMU2DMBHx
— 【公式】旅行新聞 (@ryoko_shimbun) November 10, 2025
予約先を正しく把握し、マイページから発行する
一番大事なのは、「どのサイトで予約と決済をしたか」をちゃんと把握しておくことです。トラベルコはあくまで比較の入り口なので、領収書は出ません。
予約確認メールやマイページを見返して、
- 楽天トラベルなのか、じゃらんなのか、航空会社公式なのか
- 現地払いなのか、事前決済なのか
をしっかり確認し、お金を支払った先のマイページから電子領収書を発行する、という流れを押さえておきましょう。
インボイス対応が必要なら検索段階でプランを絞る
インボイス対応の領収書が必須な方は、トラベルコの検索画面で「インボイス発行対応可能」などの条件を活用して、最初から候補を絞ってしまうのがおすすめです。
また、
- 国内商品はインボイス対応の可能性が高いが、商品ごとの差も大きい
- 海外ホテルや一部の海外航空券は、日本のインボイス制度とはそもそも別物
という前提を理解しておくと、「期待していたのに発行してもらえない」というガッカリを減らせます。
経費や確定申告で使う場合は会社・税理士に確認する
最後にもう一度だけ大事なことを。この記事でお話しした内容は、あくまで一般的な目安としてのガイドです。実際に、あなたの会社の経費や、個人での確定申告でどう扱うかは、
- 会社の経理規程
- 税務上の最新ルール
- 顧問税理士や専門家の判断
によって変わってきます。
必ず確認してほしいこと
金額やルールに関わる部分は、正確な情報を各社の公式サイトや国税庁の情報で確認し、最終的な判断は会社の経理担当・税理士などの専門家に相談したうえで行ってくださいね。
トラベルコの上手な使い方や、ソウル・釜山への行き方、現地での過ごし方についても、当サイト「韓国旅行ガイド.com」でたくさんまとめています。旅の準備から帰国後の精算まで、あなたの韓国旅がもっと楽しく、もっと安心なものになるように、一緒に少しずつ整えていきましょう。



