最終更新日:2026年9月7日/韓国気象庁・韓国観光公社等の公式情報確認日:2026年9月7日
こんにちは。韓国渡航30回以上、韓国旅行ガイド.comを運営しているANNAです。
3月のソウル旅行で一番迷いやすいのが、「もう春服でいい?」「まだダウンが必要?」「3月上旬と下旬では服装が違う?」ということではないでしょうか。
私も今回あらためて気象データを確認していて、「3月だから厚手ダウン」と一括りにするのは違うと感じました。
ソウルの3月は、冬の寒さが残る上旬と春らしい日が増える下旬で体感がかなり変わります。さらに同じ3月でも、暖かい年もあれば雪が降る年もあります。
先に結論をいうと、3月のソウルは「春服だけ」で決めず、脱ぎ着できる重ね着が基本です。上旬は冬寄り、下旬になるほど春寄りにしつつ、最後は旅行直前の最高・最低気温を見てアウターを決めるのが実用的です。
この記事では、韓国気象庁などの公式データをもとに、3月上旬・中旬・下旬の服装、ダウンやコートの選び方、持ち物、雪・黄砂・桜まで、ソウル旅行に必要な部分だけに絞って案内します。
先に服装の結論
ソウルの3月は「上旬は冬寄り・下旬は春寄り」。厚手ダウンを1か月ずっと前提にせず、重ね着+直前予報で決めましょう
- 3月上旬:コートやライト〜中厚手ダウンなど冬寄りの準備
- 3月中旬:コート・ジャケット+ニットなど脱ぎ着できる重ね着
- 3月下旬:春ジャケットやトレンチで過ごせる日も増えるが朝晩用の中間着を用意
- 寒波・雪予報:時期に関係なく冬仕様へ戻す
- 日中が暖かい日:厚手アウターを脱いでも歩ける服装にする
- 黄砂・大気:3月だから毎日悪いわけではなく、旅行直前に確認
- 桜:3月下旬に開花する年もあるが、3月旅行で必ず見られるとは限らない
服装を決めるときは「月平均」だけでなく旅行日の予報を見る
平年値は旅行時期の目安には便利ですが、実際の旅行日に何を着るかは最高気温・最低気温・雨・雪・風まで確認して決めます。
この記事でわかること
ソウル3月の平均気温|最高11.0℃・最低1.9℃が平年の目安
まず「3月のソウルは何度くらいなのか」を、韓国観光公社VISITKOREAが掲載している1991〜2020年の平年値から確認します。
| 項目 | ソウル3月の平年値 |
|---|---|
| 平均最高気温 | 11.0℃ |
| 平均最低気温 | 1.9℃ |
最高気温だけを見ると「春っぽい」と感じますが、最低気温は2℃前後です。
つまり、昼間は歩いていると暖かく感じても、朝ホテルを出る時間や夜ごはんの後はかなり冷える可能性があります。
ANNAが服装を決めるときは、最高気温より先に最低気温も見ます。
最高13℃だけを見ると軽い春服にしたくなりますが、最低1〜3℃なら朝晩は冬に近い体感になることもあります。
3月は「昼の服」だけではなく、「朝晩にどう一枚足すか」まで決めておくと失敗しにくいです。
平年値より暖かい3月もある
月平均はあくまで基準です。
例えば2026年3月のソウルは、韓国気象庁の観測で月平均気温8.2℃、平均最高気温13.9℃となり、平年より暖かい3月でした。
一方で、同じ2026年3月5日にはソウルで0.2cmの新雪も観測されています。
「3月は暖かくなってきたから春服だけで大丈夫」とも、「3月は寒いから厚手ダウンが必須」とも、一律には言えないのが分かります。
去年の3月にちょうどよかった服装を、そのまま今年にも当てはめないでください。
平年値で大まかな季節感をつかみ、最後は自分の旅行日の予報で調整するのが基本です。
3月上旬・中旬・下旬で服装はどう変える?
検索していて特に多いのが、「3月上旬ですがダウンは必要?」「3月末ならトレンチで大丈夫?」という疑問です。
そこで、月全体を一括りにせず、ANNAが荷造りするときの考え方を上旬・中旬・下旬に分けました。
| 時期 | 服装の考え方 | アウター例 |
|---|---|---|
| 3月上旬 | まだ冬寄り。朝晩の冷え込みや寒気に対応できる準備 | ライト〜中厚手ダウン、ウールコート、防風性のあるコート |
| 3月中旬 | 暖かい日と寒い日が混在。脱ぎ着しやすさを優先 | コート、軽いダウン、ジャケット+ニット |
| 3月下旬 | 春らしい日が増えるが、朝晩用の防寒は残す | トレンチ、春ジャケット、ブルゾン+暖かい中間着 |
3月上旬|「春だから薄着」はまだ早いことがある
上旬は寒気が入ると、冬のような寒さに戻ることがあります。
旅行直前の予報で最低気温が0℃前後まで下がるなら、私は春ジャケットだけにはしません。
例えば、
- 長袖インナー
- ニット・スウェット
- ライト〜中厚手ダウンまたはコート
- 長ズボン
- 歩きやすいスニーカー
くらいを基本にし、寒がりなら薄手の保温インナーを足します。
マフラーや手袋は「3月だから絶対必要」ではなく、予報を見て追加すれば十分です。
3月中旬|一番「何を着るか」迷いやすい
中旬は、日中はコートを脱ぎたくなる日がある一方、日が落ちると急に寒く感じることがあります。
私なら、アウター+中間着+長袖の3段階で調整できるようにします。
例えば、
- 長袖Tシャツ
- ニットまたはカーディガン
- コートまたは軽いジャケット
のようにしておけば、カフェやショッピングモールに入ったときも調整しやすいです。
3月下旬|春アウターの日も増えるが夜を忘れない
下旬になると、最高気温が上がって春らしく感じる日が増えてきます。
予報が暖かければ、トレンチコート、ブルゾン、春ジャケットなどでも過ごしやすくなります。
ただし、昼間の気温だけを見て中まで薄着にすると、夜に寒くなることがあります。
アウターを軽くするなら、ニットやカーディガンなど中に足せる一枚を持つ。
私はこの組み合わせの方が、厚手ダウンを一日中持ち歩くより3月後半には使いやすいと思います。
気温別|ダウン・コート・春ジャケットの選び方
旅行日が決まっているなら、「3月上旬か下旬か」よりも予想気温を見る方が確実です。
ANNAなら、だいたい次のようにアウターを考えます。
| 旅行日の予想 | 服装の目安 |
|---|---|
| 最高7℃前後以下 | ダウンや暖かいコートを候補に。朝晩の最低気温も確認 |
| 最高8〜12℃前後 | コート・ショートダウン・暖かいジャケット+重ね着 |
| 最高13〜17℃前後 | 春コート・ジャケット+ニットやカーディガンで調整 |
| 最高18℃以上 | 日中は軽いアウターでも過ごしやすい場合あり。最低気温を見て朝晩対策 |
この表は服装を決めるための目安で、気温だけで体感は決まりません。
風が強い日、雨の日、朝早くから観光する日、夜遅くまで外にいる日は、同じ気温でも寒く感じやすくなります。
屋外観光が多い日は一枚多めに
景福宮や北村、漢江、公園など屋外で過ごす時間が長い日は、明洞や聖水でカフェ・ショップ中心に回る日よりも防寒を一段強めます。
特に王宮や川沿いは、室内へすぐ逃げられる街歩きとは体感が違います。
観光地そのものについては、このページで大量に紹介せず、ソウル観光・韓国観光の専門記事へ分けます。
3月のソウル旅行に持っていくもの
3月だから特別なものを大量に追加する必要はありません。
私は「気温調整」「天候」「歩きやすさ」の3つで考えます。
| 持ち物 | 必要な理由 |
|---|---|
| 脱ぎ着できる中間着 | 昼夜の寒暖差に対応。ニット・カーディガン・スウェットなど |
| 風を通しにくいアウター | 気温が同じでも風がある日は体感が下がるため |
| 歩きやすい靴 | ソウル観光は徒歩移動が増えやすいため |
| 折りたたみ傘 | 旅行日の雨予報に対応しやすい |
| 薄手のマフラー・ストール | 寒がりの人や朝晩の体温調整に便利 |
| マスク | 黄砂・大気情報を確認して必要に応じて使用 |
| リップクリーム・保湿用品 | 乾燥が気になる人は普段使っているものを持参 |
韓国旅行全体のパスポート、充電器、変換プラグ、モバイルバッテリー、入国準備などは、このページで重複させません。
2月・3月・4月のソウル気温を比較
「3月は冬なのか春なのか」が分かりにくいので、前後の月と比較します。
韓国観光公社が掲載している1991〜2020年の平年値では、次のようになります。
| 月 | 平均最高気温 | 平均最低気温 |
|---|---|---|
| 2月 | 5.1℃ | -3.2℃ |
| 3月 | 11.0℃ | 1.9℃ |
| 4月 | 17.9℃ | 8.0℃ |
2月から3月になるとかなり気温が上がりますが、3月と4月にも大きな差があります。
そのため、3月は「真冬ではないけれど、本格的な春服だけに切り替えるには早い日もある」という位置づけが分かりやすいです。
旧記事では2月の最高気温を「0℃前後」としていましたが、今回公式の平年値へ修正しました。
気温は極端に寒い日の数字ではなく、月の平年値と旅行日の実際の予報を分けて見ることが大切です。
ソウルの他の月も比較したい場合は、年間・月別の天気記事へ進んでください。
ソウルは3月でも雪が降る?雨・風にも注意
3月になると真冬より雪の機会は減りますが、「3月なら雪は降らない」とは言い切れません。
実際、2026年3月5日にはソウルで0.2cmの新雪が観測されています。
年によって寒気の入り方が違うため、旅行日が近づいたら雪マークが出ていないか確認してください。
雪予報がなければ、3月旅行だからという理由だけで重い雪用ブーツを持っていく必要はありません。
ただし雪・雨の予報が出ている場合は、滑りにくさや濡れにくさを考えて靴を選びます。
雨だけでなく風も見る
服装を決めるときに意外と見落としやすいのが風です。
最高気温が10℃を超えていても、風が強い日は体感が低くなります。
天気予報では、
- 最高気温
- 最低気温
- 降水
- 雪
- 風
まで確認してからアウターを決めると失敗しにくくなります。
韓国の3月は黄砂がひどい?旅行前にAirKoreaも確認
「韓国は3月になると黄砂がひどい」と聞いて心配する人もいると思います。
春は黄砂が観測される可能性がある時期ですが、3月だから毎日黄砂が発生するわけではありません。
年や日によって状況は変わるため、固定的に「3月は黄砂がひどい」と考えるより、旅行直前の情報を見る方が実用的です。
私なら韓国気象庁に加えて、韓国環境公団のAirKoreaも確認します。
AirKoreaでは、
- リアルタイムの大気情報
- PM10
- PM2.5
- 今日・明日・明後日の大気予報
- 黄砂発生情報
などを確認できます。
黄砂とPM2.5は同じものとして扱わないようにしています。
旧記事では「PM2.5対応マスクなら黄砂を効果的に防げる」と読める説明がありましたが、このページでは健康効果を一律に断定しません。
大気状態が気になる日は公式情報を確認し、必要に応じてマスクを準備したり、屋外滞在時間を調整したりしてください。
ソウルは3月下旬なら桜が見られる?
3月のソウル旅行で、もう一つ気になるのが桜です。
結論からいうと、3月下旬に咲き始める年はありますが、「3月に行けばソウルの桜が見られる」とは考えない方がよいです。
2026年は暖かい春となり、韓国気象庁はソウルと汝矣島・尹中路で3月29日に桜の開花を観測しました。
しかし平年の開花日は、
- ソウル:4月8日
- 汝矣島・尹中路:4月6日
です。
2026年はソウルで平年より10日早い開花でした。
3月旅行を「桜が必ず見られる日程」として組むのはおすすめしません。
桜を旅行目的にする場合は、出発前に韓国気象庁の開花状況やソウル市のイベント公式情報を確認してください。
3月下旬は桜がまだでも、冬から春へ変わるソウルの街歩きを楽しめる時期です。
「花が咲いている前提」で予定を固めず、天気に合わせてカフェ・ショッピング・屋内観光も組み合わせておくと動きやすいです。
管理人ANNAの確認手順|3月のソウルで何を着るか決める5STEP
韓国渡航30回以上でも、私は「3月だからこの服」と固定して荷造りはしません。
旅行日が決まったら、次の順番で確認します。
管理人ANNAの確認手順
最高・最低気温を見る
韓国気象庁などで旅行日の予想最高気温と最低気温を確認します。
雨・雪・風を確認
同じ10℃でも、雨や強風がある日は体感が変わるため天気まで確認します。
黄砂・大気情報を見る
KMAやAirKoreaで黄砂・PM10・PM2.5など旅行日の状況を確認します。
その日の観光プランを見る
景福宮・漢江など屋外中心なのか、明洞・聖水で買い物やカフェ中心なのかで一枚調整します。
前日夜にもう一度確認
最終予報を見て、ダウン・コート・春ジャケットのどれを使うか決めます。
ANNAが一番重視するのは「最低気温」と「脱げるか」です。
日中の最高気温だけを見て服装を決めると、朝晩に寒くなることがあります。
逆に厚手ダウンの中まで真冬仕様にすると、地下鉄・カフェ・ショッピング中に暑くなることもあります。
3月は「一枚で全部解決」より、重ね着で調整できるようにする方が使いやすいです。
ANNAが今回調べて迷った点|3月はダウン必須と書いていい?
今回一番迷ったのは「3月=厚手ダウン必須」と案内してよいのか、という点でした
旧記事では、3月のソウルについて「厚手のコートやダウンジャケットが必須」というかなり冬寄りの説明をしていました。
でも今回、公式データまで戻って確認すると、ソウル3月の平年値は平均最高11.0℃、平均最低1.9℃です。
さらに2026年3月は、ソウルの月平均気温が8.2℃、平均最高気温が13.9℃まで上がりました。
これだけを見ると「厚手ダウンはいらない」と書きたくなります。
ところが、同じ2026年の3月5日にはソウルで0.2cmの新雪が観測されています。
ここで、3月の平均値だけを使って服装を一つに決めること自体が間違いだと考えました。
そこで今回は、
- 平年値で3月の季節感を知る
- 上旬・中旬・下旬で考える
- 実際の旅行日の最高・最低気温を見る
- 雪・雨・風も確認する
- 最後にアウターを決める
という順番へ変えています。
桜も「3月だから見られる」とは書きませんでした
2026年は3月29日にソウルの桜が開花しました。
一方、ソウルの平年開花日は4月8日です。
暖かい年だけを基準に「3月下旬は桜シーズン」と書くと、別の年に旅行する人には役立たなくなります。
私はこういう年によって変わる情報ほど、「今年どうだったか」と「平年はどうなのか」を分けて確認するようにしています。
ソウルの天気・3月旅行に関する関連記事
ソウル3月の気温・服装でよくある質問
平年の平均最高気温は11.0℃、平均最低気温は1.9℃です。真冬より暖かくなりますが、朝晩や寒気が入る日は冬に近い寒さになることがあります。上旬・中旬・下旬と旅行直前の予報で判断してください。
3月全体で厚手ダウンが必須とはいえません。上旬や寒波の日はダウンが役立つ一方、暖かい中旬・下旬にはコートや春ジャケットで過ごしやすい日もあります。旅行日の最高・最低気温を確認して決めるのがおすすめです。
暖かい日ならトレンチコートや春ジャケットで過ごせる場合があります。ただし朝晩が冷えることもあるため、ニットやカーディガンなど中に重ねられる服を用意してください。寒波予報なら冬寄りへ戻します。
降ることがあります。例えば2026年3月5日にはソウルで0.2cmの新雪が観測されました。頻度は年によって違うため、旅行直前に韓国気象庁の予報を確認してください。
春は黄砂が観測される可能性がありますが、3月中ずっと黄砂が続くわけではありません。旅行直前に韓国気象庁やAirKoreaで黄砂・PM10・PM2.5などの最新情報を確認してください。
年によります。2026年は3月29日にソウルで開花しましたが、平年の開花日は4月8日です。3月末だから必ず見られるとは考えず、旅行前に最新の開花状況を確認してください。
まとめ|ソウルの3月は「冬か春か」ではなく旅行日の気温で服装を決める
ソウルの3月は、冬から春へ移る途中の季節です。
1991〜2020年の平年値では、平均最高気温11.0℃、平均最低気温1.9℃ですが、実際の気温は年・時期によって変わります。
服装を決めるときは、
- 上旬:冬寄り
- 中旬:コート・ジャケット+重ね着
- 下旬:春アウターの日も増える
- 寒波・雪:時期に関係なく冬仕様へ戻す
- 黄砂:旅行直前にKMA・AirKoreaを確認
- 桜:3月下旬に咲く年もあるが、平年は4月
という考え方が分かりやすいです。
韓国渡航30回以上でも、私は3月の荷造りを月名だけで決めません。
最高気温 → 最低気温 → 雨・雪・風 → 大気情報 → 自分の観光プランの順に見て、前日の予報で最後の一枚を決めます。
「3月だからダウン」「3月だから春服」と決めつけず、脱ぎ着できる服装にしておくことが、ソウルを歩きやすくする一番のポイントです。
この記事で確認した主な一次情報・公式情報
・韓国観光公社 VISITKOREA|韓国の気候・都市別平均気温
・韓国気象庁|気候平年値(1991〜2020年)
・韓国気象庁 Weather Nuri|最新天気・予報
・韓国気象庁|2026年3月の気候特性
・韓国気象庁|2026年ソウル・汝矣島の桜開花
・韓国環境公団 AirKorea|リアルタイム大気情報・予報
・韓国旅行ブログ・SNS・旅行コミュニティは、3月上旬・下旬の服装や寒暖差で旅行者が実際に迷いやすい点を確認する補助資料として使用






